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「昔から社内報があるけど、なんのためにあるのだろう?」
など、改めて社内報に関して考えてみてると、社内報の目的や意図を把握していないという方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな社内報に関しての内容になります。
具体的には、社内報とはどのようなものかをお話しし、社内報の目的、社内報が向いている組織について触れていきます。
それではさっそく内容をみていきましょう。
社内報とは、社内広報を行うため製作された製作物を指します。
冊子や、新聞などの紙媒体のオフラインの形式もあれば、社内ポータルサイトなどのWeb上に情報を掲載するなどのオンラインの形式もあります。
企業ごとに適した形で情報発信を行うことが重要になります。
その企業ごとに社内報の目的は異なります。
また、企業の成長フェーズによっても社内報の目的は変わってきます。
ここでは代表的な社内報の目的を記載していきます。
社内報の中で企業の経営方針やビジョンを共有していきます。
経営方針を会社のホームページに掲載していても、普段なかなか見る機会がありません。
そのため、社内報で会社の経営方針、ビジョンを定期的に発信することで組織に経営方針やビジョンを浸透させていきます。
企業文化はその企業の独自の価値観や行動規範のため、何もせず自然に醸成されていくものではありません。
そのため、企業文化を醸成するための手段として社内報を活用している企業もあります。
例えば、自社のバリューに沿っている社員や部門をピックアップする、など規範となる行動にスポットライトを当て周知することで企業文化を醸成していきます。
従業員数が多くなったり、拠点が複数ある企業だと、社員間のコミュニケーションがうまくできないことも多々あります。
社内報で新しく入社したメンバーや、活躍したメンバーを紹介することで、社員間での相互理解が深まり、それがきっかけでコミュニケーションの強化に繋がります。
こちらは紙媒体でのケースが多いかもしれません。
冊子の社内報を家族に見せることで、どのような職場なのか、どんな社員が働いているのか、どのような価値を世の中に提供しているのかなど、従業員の働いている企業の雰囲気を従業員の家族が掴むことができます。
ここでは社内報が向いている組織の特徴をあげていきます。
一つ目は、従業員数が多い企業です。
従業員数が多いと部門も複数発生しやすく、他部門や他部門のメンバーのことをよく知らないという事態が発生しやすいです。
また新卒や中途で新しいメンバーが多い企業の場合、経営理念やビジョンをよく知らないという従業員も多くなるため、社内報で情報発信を行うことで経営理念やビジョンを従業員に浸透させることができます。
拠点が複数ある組織も、社員間コミュニケーション強化や企業文化醸成のために社内報で情報を発信することがおすすめです。
ここまでみてきたように、社内報には企業の経営方針、ビジョン、企業文化の醸成や社内コミュニケーション強化など、企業にとって重要な役割を担うものです。
社内報までいかなくても、できれば社内広報活動を行いことで、組織内の認識統一や企業文化を醸成していきたいものです。
そのような簡易的に社内広報活動を行えるツールをお探しの場合、CardPicksがおすすめです。CardPicksではweb上で動画やテキストなどの情報を保存、周知を簡単に行うことができます。
また、誰がどのくらい見たかなど閲覧数のデータが取れるため、「この情報発信は見られているのだろうか?」などの懸念が解消されます。